0 journal bg 11/23/2022 by bg · Published 11/23/2022 · Last modified 12/30/2023 映画『窓辺にて』からにじみ出る“不思議さ”とは何か 稲垣吾郎が主演をつとめた今泉力哉監督作品『窓辺にて』は、とても不思議な映画だ。登場人物への強い感情移入や強烈なインパクトは全然もたらさないのだけど、なんかホッとしたり、救われたり、ちょっと寂しかったり、悲しかったり、でも穏やかになれたりする。おおむねポジティブなメッセージを受けているようなのだけど、背中を押された感じもしない。でも悪い気はしないし、前向きでいられるような気持ちにさせてくれる。
0 journal bg 02/27/2022 by bg · Published 02/27/2022 · Last modified 01/17/2026 いまのご時世、自動車やバイクに性的な意味を負わせることはできるのか?〜『あの胸にもういちど』で思ったこと〜 フェティッシュな『あの胸にもういちど』を見て思った素朴な疑問。映画でも政治的な正しさに照らし合わせた配役がなされるようになった現在、自動車やバイクといったものに、性的な意味を負わせるということは、果たして通用するものなのだろうかと。
0 journal bg 02/19/2022 by bg · Published 02/19/2022 · Last modified 02/08/2026 ケータイがもっとも個性的だった時代〜エリクソンER205&ノキア7600が教えてくれること〜 かつて愛用した北欧生まれの携帯電話「エリクソンER205」「ノキア7600」からはじまる、デザインをめぐるケータイ小史。あらためてスマートフォン以前のケータイを振り返ってみると、デザインケータイが注目を浴びた2000年代は、もっともケータイ(の形態)が個性的だった時代だと分かるだろう。
0 journal bg 03/02/2021 by bg · Published 03/02/2021 · Last modified 01/17/2026 「アーロンチェア」の上で考えた、椅子という家具について コロナ禍により急速に進んだリモートワーク・在宅勤務で注目が集まったビジネスチェア。使いはじめて16年、自室の「ハーマンミラー・アーロンチェア」に座りながら、あらためて椅子という家具について考えてみると、前世紀の椅子の進歩の先に腰掛けている、ということを実感できる。
0 journal bg 12/29/2020 by bg · Published 12/29/2020 · Last modified 12/30/2023 『Mad Men』で考える、幸せとは何か。 2020年に観たベストの作品は何か? 餓鬼が喜ぶ鬼退治の話、なわけもなく、歌舞伎まがいの銀行ドラマにも食指は動かなかった。コロナ禍で個人の密かな楽しみとしていたのが『Mad Men』。2007年から2015年までアメリカで放映されたテレビドラマだった。
0 journal bg 09/26/2020 by bg · Published 09/26/2020 · Last modified 12/30/2023 コンプラ無用の『たかじんnoばぁ〜』 20数年前、今のご時世では考えられないような、やしきたかじんをはじめとする出演者が酒飲んで酔っ払ってタバコ吸ってグチャグチャになる魑魅魍魎のトーク番組『たかじんnoばぁ〜』にハマった。
0 journal bg 09/20/2020 by bg · Published 09/20/2020 · Last modified 12/30/2023 『We Margiela マルジェラと私たち』〜顔を出さないデザイナーと「We」の発明、その末路〜 『We Margiela マルジェラと私たち』は、高級ファッションブランド「メゾン マルタン マルジェラ」を作り上げた人々の声を集めた、2018年のドキュメンタリー映画。とはいえ、その“声”のなかに、長くデザインを手がけたこのブランドの中心的人物、マルタン・マルジェラは含まれていない。顔を出さず、語らないデザイナーとメゾンのスタッフは、そんな状況でひとつの語り口を発明する。
0 journal bg 01/27/2020 by bg · Published 01/27/2020 · Last modified 05/21/2020 「成功」のバスケットボール、「失敗」のサッカー〜Bリーグ初観戦の雑感〜 サッカーファンを自認し、JリーグFC東京の試合に足繁く通ってきたこの10年のなかで、2016年9月にスタートしたバスケットボールのプロリーグ「Bリーグ」には興味を持っていたが、この度ようやく初観戦の機会が巡ってきた。時は2020年1月25日、場所は東京・立川市にある「アリーナ立川立飛」、対戦カードはアルバルク東京と富山グラウジーズだった。
0 journal bg 12/25/2019 by bg · Published 12/25/2019 人生は甘くはない。けど、捨てたものでもない。〜トルーマン・カポーティ『あるクリスマス』〜 『ティファニーで朝食を』『冷血』といった名作を生み出したトルーマン・カポーティの最晩年の作品に、『あるクリスマス』という短編がある。 クリスマスにちなんだ彼のもう一編『クリスマスの思い出』が、イノセントで心温まるストーリーなのに対し、『あるクリスマス』は、主要な人物を同じとしなが...
0 journal bg 12/15/2019 by bg · Published 12/15/2019 · Last modified 05/21/2020 平和運動とは「肯定する力を信じる」ということ〜ベッド・イン50周年〜 「ベッド・イン」という、何とも破廉恥なイマジネーションをかきたてる名のイベントがその昔あった。新婚の男女によるものときたのだからいよいよ想像はあっちの方にいってしまうが、さにあらず。イベントの狙いは、ベトナム戦争が激化していた時代にあって非暴力で平和を訴えること。その男女とは、世...