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科学とは、信仰とは何か〜新国立劇場『骨と十字架』観劇〜

新国立劇場で『骨と十字架』を観劇したのは2019年7月のこと。劇団「パラドックス定数」の野木萌葱による史実と虚構を織り交ぜたストーリーを、新国立劇場芸術監督である小川絵梨子が演出した、同劇場2018/2019シーズンの掉尾を飾る舞台劇だった。 聖職者にして古生物学者、実在した司祭...

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「しっくり」の先にある「世界」という不自由さ〜阿佐ヶ谷スパイダース『桜姫~燃焦旋律隊殺於焼跡~』〜

阿佐ヶ谷スパイダースの最新作『桜姫~燃焦旋律隊殺於焼跡~』観劇のため吉祥寺シアターへ。瀟洒な劇場に足を踏み入れると、長塚圭史、伊達暁といったおなじみの役者陣が揃って出迎えてくれて驚くやら嬉しいやら。四代目鶴屋南北が文化十四年(1817年)に著した『桜姫東文章』を換骨奪胎した本作、その出来は……。

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タイタニックで生き延びるために

「目的」と「目標」───両者は似ているようで異なる意味を持つ。目的は「こうありたいという姿」、目標は「その目的を達成するための具体的な手段や指標」。では、自転車に乗る目的は?その答えは、「タイタニックで生き延びるため」だ。

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新しいパートナー、「FELT F75」という自転車について

フランス生まれのMTB「SUNN NEURO」に乗るようになってから17年。サビサビ、ボロボロになった車体をリフレッシュしていた矢先、フレームに亀裂が入っていることが判明し、予期せぬ別れが訪れた。新しいパートナーとして白羽の矢が立ったのは「FELT(フェルト)」のアルミ・ロードバイク「F75」だった。

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「ロードマン」に育てられた

若き頃に出会い、ともに各所をまわった「ブリヂストン・ロードマン」。自転車はロードに限る、と思っていたが、偶然の出会いからMTB「SUNN NEURO」へと乗り換えることに。その抜群の走破性に惚れ込むことになったが、蜜月の時期は、やがて終焉を迎えるのだった。

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bicycle blues─自転車生活を再開しようと思ったわけ─

かつての自転車少年が、何故、四十を超えてバイシクル・ライフを再開しようと思ったのか。無類の自転車好きとして知られた忌野清志郎の「自転車はブルース」という言葉に突き動かされ、20年ぶりにロードバイクを手にした中年の「自転車生活復活宣言」。

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稀代の詩人、谷川俊太郎

  自由でありながら、常に足が地についていて、血が通っている ユーモアとは、ある事象から一歩引いた場所から立ち現れるもの。 熱源に近すぎず、しかしその熱さを解するだけの共通感覚もある。 「あなたにはこう見えているかもしれないけど、実はこんなことじゃないですか」という、異...

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ある夏の北欧探訪〜ノルウェーの森、ではなく、水〜

  ノルウェーといえば? だいぶ旧聞に属する話なのだけど、ある年の夏、ノルウェーを旅してまわった。スカンジナビア半島の北欧3国のいちばん西側で北大西洋に面しており、国土の広さは日本とほぼ同じながら、人口は526万程度と日本の4割強の王国である。 北欧といえば、ムーミンは...

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最終章:追い続けてきた「風景」

東京にいて基地問題を考えるというテーマを「死角と構造」と題して連載し、これまで東京西部の立川基地と横田基地を取り上げ、日米安保体制における東京の役割について触れ、さらに時計の針を数十年前に戻し、神奈川県の厚木基地周辺で起きた3つの米軍機墜落事故を掘り起こしてきた。12回目にして最...

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第4章:時の「死角」~町田・大和・横浜での米軍機墜落事故~その4「横浜米軍機墜落事故」

1964年(昭和39年)に町田、大和と厚木基地周辺で立て続けに起こった米軍機墜落事故。その遠因としては、ベトナムでの米軍活動の活発化が考えられた。アメリカがベトナムへの大規模な軍事介入、いわゆる北爆をはじめるきっかけとなった「トンキン湾事件」は、この年の8月の出来事。その1ヵ月後...