第2章:都の西限、双子の明暗 ~ 横田基地と立川基地~その2「基地の街から中核都市へ ── 立川の転身」
2015年暮れに「ららぽーと立川立飛」が立川市内にオープン。約9万4000平方mという広々とした敷地に250店舗を擁する、西東京を代表する巨大ショッピングセンターとして注目を集めている。 ところで、この「立飛(たちひ)」という聞きなれないネーミングが何に由来しているのか、どれほど...
2015年暮れに「ららぽーと立川立飛」が立川市内にオープン。約9万4000平方mという広々とした敷地に250店舗を擁する、西東京を代表する巨大ショッピングセンターとして注目を集めている。 ところで、この「立飛(たちひ)」という聞きなれないネーミングが何に由来しているのか、どれほど...
東京都西部、福生市を中心とした5市1町にまたがる横田基地は、沖縄を除いた日本本土最大の米空軍基地であり、米第5空軍司令部をはじめ、在日米軍司令部、さらには航空自衛隊航空総隊司令部などが置かれる、日米双方にとっての重要な軍事拠点である。 そこから数km離れた場所には、かつて米軍の立...
アメリカの“武力の傘の下”での戦後史 国家の安全保障(national security)とは、「国外からの攻撃や侵略に対して国家の安全を保障すること。またその体制」と定義される。日本における安全保障は、アメリカとの二国間条約である日米安全保障条約(正式名称「日本国とアメリカ合衆...
いつも通る道の裏 ある晴れた冬の日、近所のとある場所まで自転車で出かけた。 住宅街には場違いなほど鬱蒼と木々が茂った一帯があり、その光景を写真に収めながらトロトロと流していた。細い道の角を曲がった瞬間、目の前にいきなりお寺と思しき建物があらわれてドキッとした。 あまりに唐突な場面...
この本を最初に読んだのは発売後間もない2000年頃だったか。「東大生が理解できなかった、東大入学式での東大総長の式辞」という当時の評判に“非東大生”が触発されたわけである。
当時20代半ばの自分がどれほどまで内容を理解していたかはあやしいところだが、少なくとも40歳になった今になってふと読み返したくなったのだから、何かしらの“意識の欠片”が残っていたのだろう。
2012年6月から半年間、毎週金曜日に首相官邸周辺で行われていた反原発デモに足繁く通ったのだが、いつしかこの運動が「解決」ではなく「対決」を求めているかのようにみえ疑問を感じるようになった。そこで出会ったのが、武田徹が著した『私たちはこうして「原発大国」を選んだ』だった。
幼少期の憧れ 子供の頃に憧れた大人の持ち物が2つあった。 ひとつは「アタッシェケース」。記憶は曖昧だが「秘密のアタッシュケース」という名前のおもちゃが欲しくてしょうがなかった。モデルガンやスパイ道具のような玩具を詰め込んだケースに、こんな頼れる道具(というかおもちゃ)を持っていろ...
ツイッターは「イメージ」でつながり、「イメージ」で敵をつくる ツイッターで他人と議論できる人は、つくづく器用だと思う。 140字(ずつ)の発言で持論をまとめそれを伝え、また相手の主旨を的確に拾わなければならないのだから。しかも相手の素性は不確かなことも多く、だいたい独り善がりなプ...
震災・原発事故を語る、福島に住む人たちの等身大の言葉 『福島の美術館で何が起こっていたのか ── 震災、原発事故、ベン・シャーンのこと ──』という本の存在は、2012年の秋頃にツイッターのTLで知った。 「編集グループ〈SURE〉」という京都をベースに活動するグループから出てい...
なぜ結婚したいの? かつて同僚だった、40歳目前の未婚の女性と4年ぶりぐらいに話をした。 ややトゲのある紹介だが、事実だから仕方がない。 彼女は結婚したいと願っている。 結婚に至らない理由を問えば「いい出会いがない」。 結婚に進展する前の、恋に落ちるという機会もないのだという。 ...